この記事は次の方に向けて書いてます
- お金に関する知識を増やしたい
- FPの勉強をするメリットが知りたい
- FP試験の勉強方法がわからない
こんにちは、たなかうにです*
将来のお金に関する悩みを抱えて調べてみると
「FP資格を取得するといい」
という言葉をあちこちで見かけます。

FPの資格って金融や保険関係の仕事をしている人の資格じゃないの?

仕事に関係ないし、わざわざ取得する意味あるの?
取得の必要性がわからないと
FP資格を取るか悩んでしまいますよね。
わたしは2021年9月にFP3級を受験し、
合格しました。
この経験をもとにFPの勉強をするメリットと
勉強方法を解説していきます!

将来のお金について不安がある方に、FPの勉強はおすすめです。
20代・独身・実家暮らしの目線で感じたことも書いています。
ぜひ最後までお付き合いください♪
FP(ファイナンシャル・プランナー)とは?

ファイナンシャル・プランナーとは
家計のアドバイスや資金計画を一緒に考えてくれる
お金のプロフェッショナルのことです。
- 年金
- 保険
- 資産運用
- 税金
- 不動産
- 相続 など
相談者の家計にかかわる悩みを解決するために
ファイナンシャル・プランナーは
お金に関する幅広い知識を持っています。
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング(税金)
- 不動産
- 相続・事業継承
FP(ファイナンシャル・プランナー)の勉強をするメリット


FPの仕事をするつもりはないから
試験の勉強をする必要はないでしょ?

生きていくうえで必要なお金の知識は知っておくべきだよ!
確かにFPの資格そのものは
- ファイナンシャル・プランナーを目指す
- 金融機関・保険会社で働く
などでなければ、大きく役立つことはないかもしれません。
しかし、生きていくうえでお金は必要なもの。
お金を守るための知識は持っていないと
損をしてしまうこともあります。
「20代・独身・実家暮らし」が感じたメリット
FPの勉強をして学んだことのすべてを
今の自分の生活に取り入れるのは困難。
ライフイベントごとにかかるお金が違うからです。

じゃあ「どんな知識」が「いつ」役に立つの?

20代・独身・実家暮らしのわたしが役立つと感じたことを
「現在」と「将来」に分けてまとめてみたよ!
【現在】
- 将来のための貯蓄方法は今のままでいいのか
- 資産運用のやり方
- 加入している保険は自分に合っているか
- 申告することで所得控除ができるもの
- 失業保険はいつから、どんな人がもらえるか
- 退職後の健康保険・国民年金の加入について
20代が抱えるお金の悩みの代表格といえば…

お金が貯まらない!
- ムダな保険を解約したり
- 預金や投資信託を利用して貯めたりすると
コツコツ貯められるようになります。
また転職が当たり前の現代では
退職後のお金(失業保険・社会保険)についても知っておかなければなりません。
ムダな支出が増えたり、もらえるお金がもらえなかったりと
損をしてしまうかもしれないからです。

学校で教わらなかったお金の知識は
自分で身につけるしかないね…
【将来】
- 教育・住宅資金はどうやって確保するのか
- 出産・傷病手当金などの社会保障
- 相続について
- 年金の受け取りについて
これからの人生を考えたときに思い浮かぶのが
結婚・子どもの教育・マイホーム・老後など。

お金が多くかかることを
なんとなく知っているからこそ不安…
- いくらかかるのか
- 受けられる制度はあるのか
少しでも知っておくと不安を減らせますよ。

結婚・出産・老後などのライフイベントごとにかかる
お金については知っておきたいですね
「既視感」を得ることが最大のメリット
FP試験では、お金に関する幅広い問題が出題されます。
そのため難しい話がでてきたり
初めて聞くことがいくつもあったり…

こんな難しそうなこと勉強しても
覚えられる自信がないよ…

全部を完璧に覚えなくても大丈夫だよ!
FP3級は正答率が60%以上で合格。
合格率も約80%(※1)と受かりやすい試験です。
※1 FP協会主催の試験:2019年1月~2020年9月実施試験 参照
試験に合格しても、すべての知識を覚えておくことは難しいですよね。
でも、大事なのは「既視感」です。
例えば社会保障で利用できる制度があったとき、
「こんなとき利用できる制度があったはず…」
「なんか聞いたことある…なんだったかな…」

少しでも思い出せれば
調べて申請することができるね!
制度そのものを知らないと
「本来受け取れるはずだったお金を受け取れなかった」
なんてことにもなりかねません。

なんとなく知っているだけでも大きな強みです!
FP3級の勉強方法


FPの勉強ってどうしたらいいの?
独学でも大丈夫なの?

わたしは独学で勉強して受験したよ!
実際に勉強してみて、独学でも問題ないと感じています。
ここからはわたしが実践した勉強方法について解説していきます!
勉強時間
試験までに勉強した時間
総勉強日数 : 30日
総勉強時間 : 64時間
平日の勉強時間 : 1~2時間
休日の勉強時間 : 3~4時間
勉強する以前から持っていた知識・経験
金融機関に3年半勤務
→(金融商品・年金・税金)
現在、総務・経理事務の仕事をしている
→(社会保険・税金)
リベラルアーツ大学の動画で勉強
→(金融商品・社会保険)
これまで勤めてきた会社が
お金に関わる業種だったため
勉強済みの分野もありました。
また、お金の知識を発信している
リベラルアーツ大学・両学長のYouTube動画を視聴することで
得られた知識も多くありました。
使用した教科書・問題集
教科書・問題集は
「みんなが欲しかった!FPの教科書」と
「みんなが欲しかった!FPの問題集」を使いました。
最初は教科書のみを買って勉強していましたが…
まったく頭に入りませんでした。

教科書・問題集はセットで使うのがおすすめです
勉強手順
FP試験に合格することを目指した勉強の手順は以下の通りです。

1 分野ごとにざっくり目を通す
「みんなが欲しかった!FPの教科書」には
分野ごとに区切りがあります。
教科書を最後のページまで読んでから問題を解くと
読んだ内容を忘れてしまいます。
教科書を読む → 問題を解く
この流れは分野(セクション)ごとに行ないましょう。
1ページ目から順にやらなくても大丈夫。

得意な分野、気になるところから
やってみましょう。
まずはざっくり教科書を読みます。
ポイントはざっくり読むこと。
ざっくり教科書を読んだら、問題集の問題を解いてみましょう!
教科書の内容を覚えきれていなくても大丈夫です。
とりあえず1回、解いてみましょう!
「問題の意味が理解できなかった」
「覚えきれていなかった」
問題を解いてみると、わからないところが必ず出てきます。
問題を解いてからもう一度、教科書を読むことで
覚えるポイントがみえてきます。

教科書をひたすら読み込むよりも
頭に入りやすいね!
2 問題集の問題を解く
分野ごとに勉強をしたあとは
もう一度問題集の問題を解いてみましょう。
覚えきれていないところを再確認できます。
好きな分野から問題を解きましょう。
苦手なところは後回しでもOK。

わたしは苦手な分野だった
金融資産運用を最後にまわしました。
問題を解いて間違えたところを復習しましょう。
FP3級は60%正解で合格です。
どうしても覚えきれないよ!
というところは無理に覚えきらなくても大丈夫です。

覚えられるところから覚えていきましょう!
3 過去問を解く
ここからはひたすら過去問を解いていきましょう!
過去問はFP協会のホームページからダウンロードできます。
教科書や問題集は片づけて
実際の試験と同じような状態で解きます。
「適切なもの」と「適切でないもの」を選ぶ問題など
問題文の読み間違えには注意。
試験の練習とはいえ、焦って解かないようにしましょう。
過去問を解いて、わからなかったところは
教科書をもう一度読みます。
- 「教科書を読んでも覚えられない」
- 「なかなか理解できない」

このように感じた問題は
いったん置いておきましょう!
そしてもう一度、ちがう年度の過去問を解いてみてください。
何年分か解いていくと
同じような問題が出ていることに気づきます。
よく出題されているところから覚えていくと
点数UPにつながりやすいですよ。
FP(ファイナンシャル・プランナー)の勉強をしてお金を守ろう!

FP試験で出される問題には
わたしたちの生活に関わるお金の知識がつまっています。
資格を取る・取らないは別にして
少しだけでも勉強をすると、
見える景色が変わってきます。

FP3級を受験して
お金に関する知識が身についたと実感しています。
わたしが特に必要だと思ったのは社会保険の知識です。
自分が受けられるはずの公的保障も
知らないと受けられません。
その他の分野の知識も人生のどこかで必要になります。
受験しようか迷うくらいなら受験した方がいいと断言できる資格です。
勉強には2,3ヶ月かかるため
試験日を確認して早めに勉強に取り掛かりましょう。
大人になってから勉強するのは
おっくうに感じますよね。
でも自分を守れるのは自分だけ。
知識を身につけてお金の悩みを減らしていきましょう♪
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