職場でのいじめ、嫌がらせ、ハラスメント、気分屋な上司や先輩に振り回される…
人間関係に悩まされることはたくさんありますよね。
これらの悩みが一切なくみんな良好な関係を築けてます!という方が珍しいと思います。
「今日会社でこんなことがあって…」
と誰かに相談したときに、
「そんなの気にしなきゃいいじゃん!気にするからいけないんだよ!」
こんなこと言われたこと、ありませんか?
「気にしない」ができない人もいて当然で悪いことではありません!
誰かが「気にしない」ができても、自分はできない。
考え方も価値観も違うのだから当たり前といえば当たり前です。
わたしの経験から感じたことをお話しします。
わたしが遭遇した人たち
わたしがこれまでで最も印象に残っているのは次の人達です。
- 後輩をいじめる先輩2人
- 自分のペースを崩されたくない上司
- 気分屋なお局様
説明せずとも「あー、いるいる…」と思った人もいるかと思います。
1つずつ簡単にお話しします。
後輩をいじめる先輩2人
当時、わたしは人事異動により新しい部署へと配属され、
その部署には1年下の後輩、6,7年上の先輩2人、その他に数名の社員がいました。
配属されて割とすぐに先輩2人が後輩をいじめていることに気が付きました。
- 後輩の挨拶を無視する
- あからさまに厳しい態度で接する
- 聞こえる距離で悪口を言う
主にこれらが目立ちました。
わたしの知らないところで他にもあったかとは思います。
ほとんどの社員が気付いており、あまりに堂々としたいじめです。
それでも後輩はいつも、「大丈夫です!」と明るく振舞っていました。
わたし自身がいじめられていたわけではありませんが、
- 「こんなことされてつらいだろうな…」
- 「次はわたしがいじめられるのでは…?」
先輩が怖くて仕事の質問もできない、でもミスをすれば何を言われるかわからない。
毎日おびえて仕事をする日々。
わたしが部署長にこういったことがあっていると相談をしたところ、後輩もすでに相談していたようで、その後先輩は2人とも異動させられました。
自分のペースを崩されたくない上司
先ほどの後輩をいじめる先輩2人がいた部署には、こんな上司もいました。
- 自分の仕事が思い通りにできないとイライラする
- 部下に八つ当たりをする
- 仕事の質問をすると嫌そうな顔をする
- 「なんでそんなこと聞いてくるの?」と上司の判断が必要なことでも平気で言ってくる
- 部下の相談を鼻で笑う
よくいる嫌な上司の項目に入ってそうな内容ですね!
この上司は後輩がいじめられているのを一番間近で見ていたはずなのに、一切口出しもしませんでした。
分からないことも聞けない、仕事の相談もできない。
ミスをしないように…と思えば思うほどミスが増え、その度に怒られることでストレスは更に溜まっていきました。
気分屋なお局様
お局様(おつぼねさま)とは勤続年数の長い意地悪な女性を指す言葉として用いられています。
いわゆる”職場女性のラスボス”みたいな存在ですね。
わたしが遭遇したお局様はこんな人でした。
- 昨日まで普通に喋ってたのに今日は無視する
- 大声で人の悪口を話す
- 仕事の話で会話をしてても会話にならない
一番下の仕事の話で会話にならないのは純粋に困りました。
「わたしは忙しいのに!そっちでどうにかして!無理なものは無理!」
本当にこれらの言葉しか出てきません。
無理と言われても仕事なので一緒に調整をしなければいけないため、どうにか話をしていましたが、その度に精神的な疲労が増すばかりでした。
友人に相談すると…
わたしは上記のような出来事からストレスを抱えた時に友人や家族に相談をしました。
相談をした友人の一人にこう言われました
「気にしなきゃいいじゃん!」
友人はきっとわたしのためにその言葉を言ってくれただけで他意はなかったと思いますが、わたしはその言葉にすごく引っかかり…
- 「気にするわたしがいけないのかな…」
- 「気にしないようにと意識すればするほど気にしてしまう…」
- 「どうやったら気にしなくて済むようになるんだろう…」
こういう悩みが増えました。
わたしは「気にしない」ができない人です!
そんな時何気なく見ていたテレビから聞こえてきたのが「気にしないができない人もいる」という言葉でした。
それを聞いて「わたしは気にしないができない人なんだ!」と考えるようにしてみました。
すると、
「気にしない、気にしない…」
から
「気にしないはできない。なら環境を思い切って変えてみよう」
という風に考え方が変わっていきました。
気にしないができずに悩む人にわたしは会ったことがないため、できない自分が悪い、できるようにならなければと自分を責めていました。
でも責めることなんてなくて、それは誰にでもある個性のひとつです。
誰かに頼ったり、環境を変えてみたり。
ひとりで思い詰めなくていいんです。
例えば、潔癖症の人に「ほこりなんか気にしなきゃいいじゃん!」って言っても難しいですよね。
それと同じで、できない人にはできないんです。むしろできないではなく、敏感に反応することができる人だと思います。
プラスに捉えてみませんか?ちょっぴり明るくなれるかもしれません。
同じように悩む人の考え方の選択肢のひとつとして、お役に立てればと思います。
気にしないコツも調べればいろんな人の考え方が出てくるので、自分にあった考え方に出会えることを願っています。
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